落語

落語なんて縁がなかった私。子供の頃からご長寿番組の笑点は好きで見ていたものの、それ以外は全くといって良いほど興味がありませんでした。むしろ年配の方が見るものだと勝手に決めつけていました。

そんな私も縁あって３年程前から年に１度村上に訪れる三遊亭鳳楽さんの落語をみてからすっかり落語ファンになってしまいました。もともと人情ものの小説は好きでよく読んでいたのですが、落語は１人で何役もこなし、
扇子等をつかってその場の情景を臨場感たっぷりに表現する。聞いている方は、あたかもその場にいるかのような気持ちにさせられてしまいます。良くテレビでみる扇子でおそばをすする動作も、不思議と左手にはお蕎麦の入ったどんぶりを持ち、扇子はお箸そのもの。そして見えるはずのないお蕎麦までもが見えてきているような気になってしまうから不思議です。

この三遊亭鳳楽さんという方は、先日お亡くなりになった笑点の司会者、三遊亭円楽さんのお弟子さんで、笑点で有名な楽太郎さんとは兄弟弟子になるわけです。あまりテレビにはお出にならないのですが、落語会きっての実力派ということで、落語を聞いてすぐに話に引き込まれるのは納得です。
一度も生の落語を聞いた事ない方、大物落語家の落語を是非聞いて見てください。
11月13日（土）　開演午後6:00　　　　入場券2,500円　　　　　　会場　吉源
チケットは蒼やでも販売しております。
お問い合わせは蒼やまでどうぞ。