蒼やのはじまり

空き店舗活用事業　「町屋Ｃａｆｅ蒼や」の開店に至るまで
その①

蒼やのＯＰＥＮから早２週間。ここまで来るまでには沢山の不安と不満、そして少しの希望からはじまった。
全く面識もないどころか、タイプも好みも違うスタッフ３名が集まり、同じ方向を向いて進んで行く事は容易な事ではなかった。それでも人間ておもしろい。だんだんと慣れてくるものです。むしろ全く違うタイプの言動に、日々驚かせられながら、自分とは違った考え、経験に感心する事も多々あり・・・。

最初に蒼やに入った時は第一回目の顔合わせの時。中はただの事務所のような空間で、「あさってから店を開店します」と発表があった。そのとたん体から血の気が引いていった。というのか、頭に血が上ったというのか・・・。
何のマニュアルもなければテーブルも１セットしかない。メニューもなければ店長もいない。　とにかく空き店舗活用事業ということで頂いた補助金を使って店を開けたいということなのだ。　責任者は商工会議所の青年部。ところが、”喫茶店の開店”という事以外は何のプランもたっていない。わかっているのは補助金を使って空き店舗を有効利用するということだけ。そこで「蒼や」開店ということで採用された３人で店を切り盛りしてくださいとのことなのだ。これにはさすがに驚いた。　この何もない空間でどうやって店を開店すれば良いのだ。しかもあさってからって・・。そんな無責任な！！と内心はこんな感じだった。不可能な事だって世の中にはある。
それでも採用されたからには逃げられない。　とにかく前に進むしか道はないのだった。
ここから苦悩の店作りが始まる。


こんな形で蒼やのブログが始まります。
開店までの珍事を数回に渡ってお伝えします。　
まだ始まったばかりの”町屋Ｃａｆｅ蒼や”ではありますが、どうぞよろしくお願い致します。